答えのない問題に悩む愚か者
答えの無い問題に直面したときあなたはどうするのが正しいとおもいますか?
結論からいえば、考えるべき問題とかんがえる必要が無い問題の
どちらなのかを整理する必要があります。
答えの無い問題で考えるだけ無駄な問題とはどういうことかというと
「目の前でドアが閉まった電車に乗れたら・・・」とか
「別れた彼氏・彼女が何をやっているのか考える」とか
「参加しなかった飲み会に行っていたらどうなっていたのだろうか」
この手の問題はもし◯◯だったら、、、という問題であり
すべて過去のことであるというのが特徴です。
過ぎ去った過去に思いをはせる、人間であれば誰もが行っている
この行動をやめるだけで、あなたの人生はほんの少しだけ良くなるといえます。
なぜなら、本当に考えるべき問題に思考を向けるチャンスが増えるからです。
では、考えるべき答えのない問題とは
「私達は誰?」「神とは?」といった哲学的な真理を求める問題や
現在進行型のケーススタディの結末を予想するとか、
友達の恋愛相談も人間とは何かを考えるヒントになるかもしれません。
これらに共通することは現在もしくは未来の問題を考えるということです。
では考えるべき問題が見つかったとき、どうやって思考を発展させていくのかというと
「仮説を立てる」ことから始めることです。
例えば「人間とは何か」を考えるときに人間ってなんだろうと
一生懸命自分の経験や感じたことから答えをひねり出そうとしても
いつまでたっても前には進めません。
仮説を建てましょう。
例えば人間とは言葉を話すものであると仮定してみましょう。
確かに言葉を話すのは人間だけですよね、
でも先天的な病気で言葉を話すことができない人は人間ではないのか?
という問題があることに気づくはずです。
このように仮説と検証を繰り返していくことで
漠然とした質問の最高峰である「人間とは何か」という質問に
哺乳類で2足歩行で、色々な人種がいて、国によって考え方が違くて
う~ん考えれば考えるほどわからないや
という状態からは一歩抜け出すことができます。
ちなみにこの「人間とは何か」という質問は松下政経塾における基本的な命題だそうです。
ちょっと下の画を見て仮説を立てる練習をしてみましょう。
「この絵が表していることは何か?」
当然ですが、正解はありません。
自分の思いついたこと、それが正解です。
考えるためのヒントとしては絵に描かれているものは何かを
自分の中で再定義しましょう。
聖書のようなものがおいてありますね
壁に埋め込んである機械は海外でよくみかけるATMのようにみえます。
聖書のようなものが置かれているテーブルは何を意味しているのか?
このあたりを自分の中で定義して、それぞれが意味するものは何かを
自分なりに仮説を建てて考えてみましょう。
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